空腹感を知るためのガイドライン
※この記事はジェニーン・ロス著「食べ過ぎることの意味―過食症からの解放 」より
「第一章 空腹とは恋をしているようなもの」を参照しています。※
過食症から逃れる第一歩は空腹のときに食べるということです。
私たちは空腹について多くの恐怖を抱いています。
ジェニーンは空腹感に対する恐怖は寂しさに対する恐怖に似ているといいます。
しかし空腹という体験は具体的で直接的な身体の感覚であり、
実際にそれを体験し知ることができます。
空腹感を知るために以下の提案がされます。
1、食べたもの、食べた時刻、そのときの空腹の度合いを表にする
・「こうあるべき」という理想ではなく、ありのままを書きましょう
・表を作成することそのものがどんな感情を引き起こすのかにも注目してください。
檻に閉じ込められる感じ、人から隠さなければならない感じ、「良い状態」「悪い状態」ばかりが気になる、非難の声が聞こえるような気がする、などなど
・空腹のときに何回ほど食事をしていますか?空腹という感じはわかるでしょうか。
2、空腹感を体験するために、いつもの時間に食事をするのを何度かやめてみましょう
・空腹を認識するときの身体の感覚に注意を払ってください。身体のどの部分でどのようにそれを感じますか。
・空腹を1から10までの段階で評価してみてください。1が「がつがつに飢えきった状態」、5が「快適な状態」、10が「首まで食べ物を詰め込まれた状態」です。
3、空腹ではないけれど食べることに決めた場合は次のことに注目してください
・味はどうでしたか
・空腹のときに食べるのと味が違うでしょうか
・空腹のときと同じようにそれを充分に満喫できていますか
・今が空腹ではないなら、それではどんな感じなのでしょうか。
・食事の止め時を、どのようにしりますか。
悲しみや孤独から区別して空腹を感じられるようになるには少し時間がかかるかもしれませんが
これはあなたが空腹を認めることになれていないからであって
あなたの身体がそれを感じていないからではありません。
空腹ではないけれど、周りに美味しそうな食べ物があって「それをぜひ食べなければ」と思ってしまった時はどうでしょうか。
それがあなたが美味しいものを口にできる最後のチャンスではないということを思い出してみましょう。
今それを食べたなかったとしてあなたが取り逃がすものは”空腹のときほどに美味しくはない食べ物”だけです。
それを食べることであなたが取り逃がすものは自分自身をいたわるチャンス、それを食べなかったとしてもこの世の終りになるわけではないということを認識するチャンスです。
空腹感は時としてあまりにも空虚の感覚に似ているので、それを認めるのが恐ろしいのです。
空腹の感覚が空腹の感情を起してくることもありえます。
私たちがそれを恐れおののいて押しやってしまうとき、恐怖は肥大化していくのです。
あなたがそれらを恐れるから、その感情は立ち去ってくれないのです。
自分の身体的空腹は満たされ得るものだということに気づけば、その同じ可能性を精神的空腹にも認めることができます。
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