社交的な食事を楽しむためのガイドライン
※この記事はジェニーン・ロス著「食べ過ぎることの意味―過食症からの解放 」より
「第七章 レストラン、パーティー、休日の社交的な食事」を参照しています。※
著者は女性にとって食べているときというのは、
日常のほっとしたひと時、彼女たちが唯一、ひとりで過ごせる時間であり
食べるということは誰に見られることも無い自分の顔をもちたいという
欲求のシンボルではないか、といいます。
では、他の人と一緒に快適に食事をするにはどうしたらよいか
という方法について考えてみます
○孤独の重要性
社交的な食事から喜びを得るためには
一人の食事、一人でいること、一人でいたい欲求などをも自覚しておく必要があります。
孤独のための時間というのは文化的には必要不可欠なものとみなされていません。
だからこそ孤独を必要不可欠なもの、つまり食べ物と結びつけてしまい、
衝動的に食べるということと自分一人になりたいという欲求が混同してしまいがちなのです。
まず、自分のための一人の時間をよく観察し、一人で食べられるようになりましょう。
一日に一回はひとりで食事をとりましょう。
・味わい、噛み、飲み込むという流れに関心を払ってください
レストランで一人で食事をしてみましょう
・周囲の人があなたが一人でいることについて不思議がっているような気がするでしょうか。
それは一人でいるということについてあなた自身が持っている先入観かもしれません。
一人ということについての自分の考えに注目してみましょう。
一人でいる時間を、毎日いくらかとってください
・あなたのなかの、あなた自身を大切にしてください。
プライバシーを求めるあなたの欲求を尊重してください。
○レストランでの食事
友人と一緒にレストランに行くときは、どこに行きたくて何が食べたいかをはっきり言いましょう
・自分が食べたいものをまず言い、それから妥協点を探るのです。
あなたの思い通りになることもあるし、そうならないこともあるでしょう。
レストランの雰囲気が気に入らなかったら遠慮せずに同行の人にそれを伝えてください。
・その場の印象を同行の人たちと共感し合えないまま、そこを快く感じていない人と夕食を一緒にしても楽しくありませんし、リラックスすることもできません。
感情的になったり、ストレスがかかるような話は避けましょう
・あなたの身体が、心にではなく、食べ物に対応できるようにしましょう
食事中にしばらく沈黙が訪れても気にしないでください
・その沈黙によりかえって食べ物を味わえることもあるのです
もう充分食べたというあなたの身体の信号に注意深く関心を傾けてください
・レストランの一人分の料理はあなたの胃のサイズに合わせてあるわけではありません
・料理が残った場合は、いつまでもつついていないで持ち帰ってもいいか聴いてみましょう。
食べ物は味わうためのもの、食べるためのもの、栄養を得るためのものです。
「食事をともにする」ということは「一緒にいる」ということの代わりにはなりません。
会うことの第一の目的が話をしたり、一緒に食事をすごしたり、
共通の利害に関する決断を下すことである場合には
もっと効果的な方法を探してみましょう。
他人と一緒に食事をするときは一人で食べるときとは当然勝手が違い、
一人で食べるときのように食べることそのものに注意を集中することはできません。
他人と一緒の食事でまず優先されることは、相手と「行動をわかちあっている」という点なのです。
人と分かち合うことが一人で食事をすることより重要という意味ではありませんが
分かち合う経験にはそれなりの多くの喜びもあるはずです。
他の人と一緒に食べることと、自分を見失わないことととの間の微妙なバランスを
自分なりの方法で見つけてみましょう。
「食べ過ぎることの意味」関連記事一覧
→空腹感を知るためのガイドライン
→自分の食べたいものを知るためのガイドライン
→食べることに関心を集中させるためのガイドライン
→充分という感覚を知るためのガイドライン
→過食をするときのガイドライン
→家庭で食事をする際のガイドライン
→社交的な食事を楽しむためのガイドライン
→運動を楽しむためのガイドライン
→死ぬほど痩せたいという気持ちに注目するためのガイドライン
→今手にしているものを知るためのガイドライン
→批判に対処するためのガイドライン
→自分を信じるためのガイドライン
→苦痛を受け入れるためのガイドライン
→性的な生活を大切にするためのガイドライン
→強迫行動の意味
→食べ過ぎることの意味(1 チョコレートに抱き締めてもらいたい気持ち)
→食べ過ぎることの意味 (2 二週間のチョコチップクッキー欲求)

