苦痛を受け入れるためのガイドライン
※この記事はジェニーン・ロス著「食べ過ぎることの意味―過食症からの解放 」より
「第十四章 苦痛」を参照しています。※
多くの人は自分のつらさの底に決して触れようとしません。
その代わり強迫に駆られ、生きることのつらさを、
強迫行為にとらわれるつらさにすり替えるのです。
苦痛が生じたとき、とっさにそれから逃げ出してしまいたいという思いに駆られますから、
それに耐えてじっと座っているためには、逃げ出す前に、まさにその瞬間を自覚することが必要です。
苦痛を感じることと、それを避けることを区別できるようにするには練習が必要です。
苦痛の殆どは苦痛への抵抗です。
苦痛への抵抗は私たちを暴力的にし、絶望させ、狂わせ、それによって苦痛を増します。
感じるべきものを感じないようにしているうちに何かが起こります。
危険を冒さなくなり、自らを閉じ、生き残るために鎧に閉じこもります。
そして感情鈍麻の霧に包まれ、人生を見失い、孤独と狂気を感じるようになるのです。
強迫行為に根本的レベルから真剣に取り組み、
不快さを経験することを受け入れ始めたとき、
あなたはもうそれを押しのけるために食べる必要はなくなるでしょう。
○あなたの苦痛はどのような形をしていますか
苦痛に関する二つのリストを作ってみてください
・「苦痛とは・・・・です」から初め、即興的にこのリストを完成させてください。
・「私が苦痛を感じるとき・・・・」という文を完成させてください。
あなたが苦痛を恐れるのは、そのせいで感情的になってしまうからですか。
苦痛は二度と終わらないのではないかと心配しているからですか。
どのように助けを求めていいか分からないからですか。
子供のころ、苦痛を感じたときにあなたが受け取ったメッセージを振り返ってください
・あなたが泣いたとき、どうなりましたか。
自分の部屋へ行かされましたか、泣き止むように言われましたか。
罰を与えられたり、なだめられたり、物を与えて言うことを聞くように言われましたか。
・それらのメッセージは苦痛を受け入れようとするうえでのあなたの気持ちにどのように影響しましたか。
一日に三十分間、みじめな自分を受け入れてみましょう
・一日のなかであなたが最も惨めになる時間にそうしてみてください。
それが毎日同じ時間帯で、それをあなたの惨め時間と呼んだなら、
自分の普段の日課の一部として組み入れることができます。
・まずは自分が不幸に感じるあらゆることについて、その不幸の数々に名前を付け続けてください。
・その惨めさ全てについて何か試みてみましょう。
泣いたり、床に寝転んだり、落ち込んだ気分で歩き回ったり、
毒々しい言葉の手紙を書いたり、どくろの絵を描いたり、何かやってみましょう。
・その三十分が終わったら、そのまま一日を進めていってください。
あなたの苦痛を絵に描いてみましょう
・苦痛のイメージを描いてみましょう。
紙に描きだし、よく見つめてください。
つらさには始まりと終りがありうること、限界があることを確認してください。
身体的な苦痛の場合は、どこにでもいいですから腰をおろしてください
・目を閉じて次のことを考えてください
「身体のどの箇所に苦痛を感じますか」
「その色は?形は?」
「あちこち移動しますか?固定してますか?」
「何か感触はありますか」
腰を下ろして最近過食したときのことを思い返してください
・目を閉じてそのときの引き金となった感情をもう一度思い返してみましょう。
・食べている自分の姿を思い浮かべてください。
もう一度空想の中で繰り返してみましょう。
まず座る場所を決めます。
それから身体の中の感情に集中して、それに名前をつけてみましょう。
数分間そこに座ったまま、その感情を見つめてください。
そしてあなたは立ち上がります。
その日あなたがしたことを、空想の中でもう一度繰り返します。
まだ食べたいですか。
・この練習を繰り返し行うことで、普段食べることで避けているつらさの中に踏み入っていくことができるようになるでしょう
誰かあなたの愛する人が苦痛な状態に置かれている場合を考えます。
・その人の苦痛をあなたが取り省こうとしおてはいけません。
相手を幸せにしてあげようとするのではなく、その人といっしょにいてあげるのです。
すぐに慰め、大丈夫だからね、などと話しかけようとするあなた自身の癖を自覚してください。
------管理人注---------
このガイドラインを順番に読んで下さっている方へ
実はここに13章「自分に寄り添い、自分の力になり、自分を受け入れる」
という章が入るはずなんですが、数日奮闘した結果、
どうしても要約できなかったので諦めて抜かしてしまいました。
後日また取り組んでみますが
とりあえず内容を知りたい方は実際の本の方を読んでください。すいません。
(私自身が人と自分を許すプロセスについて著しい無理解でもあるんだろうか・・・
と思った数日間の実らなかった奮闘努力でした)
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