食も心もマインドフルに (3 身体がマインドフルであること)
※この記事は「食も心もマインドフルに―食べ物との素敵な関係を楽しむために」より
「PART2 身体がマインドフルであること」を参照して作成したものです。※
身体は大切である。
身体は目覚めをもたらす手段である。
いたわりなさい。
身体を健康に保つことは義務である。
さもないと私たちは
心を強く明確に保つことが
できなくなってしまうだろう。
-仏陀-
瞑想--身体の合図をマインドフルに学ぶ
・身体と心の全体性を形成することは、食べ物に問題を抱えている人にとってきわめて重要です。
身体が脳に送る信号を認識するには、思想と身体の間のコミュニケーションが自由にできなければなりません。
どちらかを一方だけを重視すると心と身体は分裂してしまいます。
・瞑想によって思想や感情に集中することを教えられ、困難や苦しみに対処できるようになります。
思想のプロセスと様々な身体行動を自覚できるようになるのです。
(本書には身体と心の結びつきを回復すための具体的なリラックス法の演習が掲載されていますが、
ここでは割愛します。自分のできるリラックス法を考えてみるか、実際にこの本を手に入れてみてください。)
マインドフルな呼吸によって身体の緊張をゆるめる
・心と身体に対するコントロールを取り戻そうとするとき、呼吸に意識を集中するということは実践可能な最も簡単で重要な技能の一つです。呼吸に関心をはらい続けてみましょう。
・吸って吐くということを自覚しているときは、一瞬一瞬を押しのけるのではなく、むしろその瞬間に関わっていくことになります。呼吸というのはまさしく生きることの基本なのです
動きがマインドフルであること
・身体の動きにマインドフルになってください。身体がどれほど快調に機能するかは、どのような食べ物を摂取するかにかかっていることに気づいてください。
・自分の口に入れた食べ物が胃へ移動し、エネルギーに変換される、そして身体を動かすよう信号を送るために神経によって使われる、そのようすを想像してみてください。
マインドフルに結果を認識する
・マインドレスな食事は健康問題を引き起こす可能性がありますが、食事に問題を抱えた人はそれらについて考えることを避けます。
否定したり、避けたり、別な原因のせいにすることでマインドレスな食事に伴う危険を何とか切り抜けようとします。
・マインドレスな行動を減らすには、その行動を続けたらどのような結果に至るかに関心を向ける必要があります。
身体が悲鳴を上げている信号を認識できるようになりましょう。
・酷い言葉で自分を批判するのをやめるよう、自分に教えていかなくてはなりません。
・現在の身体の状態や結果をあれこれ考えることと、行動することでどのように結果が変わるかを予測することは違います。
「こんなものを沢山食べてしまった。私はなんて愚かなんだろう」と思うことと、
「このジャンクフードを全部無茶食いしたら健康に良くないし、そんな食べ方をしても、良い気持ちにはなれないでしょう」と考えることの違いです。
・一歩退いて、身体の中でどのような感覚が起こっているのか、自覚してみましょう。
マインドレスな食事の結果にマインドフルになってください。
かつての身体と未来の身体を手放す
・「かつての」身体が失われてしまったことを悔やんでも時間の無駄です。
・今のこの瞬間の自分の身体を受け入れないというのは、過去にしがみつくこと、もしくは未来の身体について空想する(つまりダイエットをする)ということを意味します。
どちらも効果的に現在を消してくれるからです
・自分自身のかつてのイメージと空想のイメージを手放しましょう。
自分の身体の中で、現在受け入れ愛することのできる部分を見つけてください。
今のこの瞬間にいるあなたという人物を見てください。
マインドフルに装う
・快適で気分良くなる服を選びましょう。
・体重は日々変わり、自分の服がきつく感じられる日があることも受け入れましょう
・サイズではなく、どのようにフィットするかについて考えてください。
サイズ表示はあなた自身にしかみえません。
空腹--身体の声にマインドフルに耳を傾ける
・「私は本当に空腹なんだろうか」何かを食べる前に、自分に尋ねてください。
・食べること以外ほかに何もすることがないという場合には、次の質問についてじっくりと考えてみてください。
「私は食べる必要があるんだろうか、それともただ食べたいだけなんだろうか」
「これを食べることはマインドフルな食事になるんだろうか。それともマインドレスな食事になるんだろうか」
答える前に少なくとも十分は待ってください、自分の身体の声にじっと耳を傾けてみましょう。
・あなたの身体は本当は何を感じているのでしょうか。
身体がそれをどのように教えてくれるのか理解できるようになりましょう。
マインドフルな体重測定
・一日の気分を左右する体重計と縁を切ってしまいましょう。
頼るべき数値が一切なくなると、自分の内的な感覚に磨きをかけざるを得なくなります。
自分の身体とずっと共鳴できるようになるでしょう。
・どうしても体重計から離れられない人はマインドフルに行うようにしてください。
体重をはかるときにどのような感情や考えが浮かぶか、あとを辿ってください。
感情を押しのけようとせずに、じっくりと考え、それがマインドフルな食事にどのような影響をもたらすか理解してください。
マインドフルな渇望
・「この食べ物が食べたい」と思ったときは身体がSOSの信号を送っているのでしょう。
それは「欲しいもの」について伝えているのではなく、おそらく「必要なもの」について伝えているのです。
渇望というのは欠乏の結果起こるのです。
・マインドフルというのは身体が求めるものを本当に充分与えるということなのです。
・何であろうと抵抗するとそれはしつこくついて廻ります
渇望には意識的に近づいていきましょう。
・食べ物をあまりにも制限しすぎているから、食べ物を強く欲するのでははいですか。
自分の渇望が何を意味しているのか、発見してください。
出された料理はきれいに平らげるべきか
・自分がどれほど必要としているかではなく、自分の前にどれほどの料理がだされているかによって食べる量を決めるのはマインドレスなアプローチといえます。
・いつ食べるのをやめたらいいかを知らせてくれる、身体の中の合図に耳を傾けてください。
・普段から食べることを拒否してしまう人は自分の心の中の対話に耳を傾けてください。
なぜあなたはその食べ物を拒否するのでしょうか、心の声は何と言っていますか
「食も心もマインドフルに」関連記事一覧
→1 はじめに
→2 心がマインドフルであること
→3 身体がマインドフルであること
→4 感情がマインドフルであること
→5 思想がマインドフルであること
→6 感想

