HOME食べ物の思い出>ジャンク・パーティ

食べ物というのは
命になるもの、エネルギーになるもの、
心に寄り添うもの、
心身を支えるもの、だと思うのだけど

世の中にはイメージ的に言って
あんまり役に立たなそうな食べ物ってものもあって
その名も「ジャンクフード」と呼ばれたりするけれど

私はジャンクフードの暴食って
「楽しいなあ」と思うし
遊びとして、時々ぜひやりたい

ジャンクフードって
上の空で食べる、というのがひとつの特徴だと思う
そもそもあんまり関心を集中させるような深い味付けにはなってなくて
ぴりぴりした感じの刺激の強い味覚だけが送られてきて
「腹の底から喰らっている」という感じよりも
機械的に「手から口へ」の動きを習慣づけて
止めにくくさせる味つけになっている

なので
腹の底から「いやあ美味かったありがとうごちそうさま」
とはなかなかならないのだけど
でも上の空ってそれなりの快感がある
だってこの世で生きている以上
「時々我を忘れたいじゃん」としみじみ思うわけで

あんまり人の迷惑を恐れない人だと
突然怒り出して怒りに我を忘れてストレスを発散できる人とか
感情表出を恥ずかしがらない人だと
突然泣き出して涙で我を忘れてストレスを発散できる人とか
そういう人々もいるけれど
人に迷惑を掛けることを著しくおそれるタイプの人には
一人で食べて我を忘れるのってとっても手軽な方法なわけで

満を持してのジャンクフード・パーティって
私はやっぱり時々やりたい
ポテトチップスを散々食べたら
甘いもの食べたくなってチョコパイ食べて
そしたらもう一回ポテトチップスが食べたくなって
その後喉が渇いてコーラ飲んで、
みたいな
「味覚障害なのか、私」と思うような遊びを
時々やっていたいなあって思うんだな

腹の底から食べてるわけじゃなくて
頭の興味で次々食べてて
すでに食事というより遊びなわけだけども
時々わざとに上の空でそれをやるのは
私にはなんとも楽しいのだ

それでも過食症の頃と違うことっていうのは
自分の心や身体や生活環境がどんな状態であっても
「できるだけ美味く喰う」権利ってのは
忘れないでおこうという意識は強くなっているので

ポテトチップスでも袋から出して好きなボウルに移し変えるし、、
喉が渇きそうならあらかじめ自分のグラスに飲み物を用意するし、
足りなさそうならお代わり分もポットに作ってそろえるし、
できるだけ「ちゃんとした準備」をする
そうしておくと好きなものが目や肌に触れる感覚で
自分は食べる権利があってこれを食べてるんだってのは
絶対に忘れることがないと思うのだ

ジャンク・パーティー
結構楽しいよ

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