「読む」だけダイエット レビュー1
こんな本を読んでみました。
感想--この本の何が斬新かと言って
「当然じゃん」「そんなこと分かってるよお」
ということしか書いていないということ。
こういうまっとうな本を読むといかに一般のダイエット法なるものが
奇をてらっているか、自ずから明らかになるってものです。
目次を見ただけでどういう本なのか、結構わかるとおもうので転載してみます。
1 “準備”編―いちばん重要なのは「やせたい理由」!
(アドバイス:どうして痩せたいのか、その理由をはっきりさせよう)
2 “目標設定”編―1年で10キロ減!―「がんばらない」のが成功の秘訣
(アドバイス:”目標”と”期間”を数字で表してみよう)
3 “反省”編―納得!だから、今までダメだった!
(アドバイス:これまでのダイエットの問題点を洗いなおそう)
4 “宣言”編―「やせる楽しみ」が3倍になる!
(アドバイス:まわりの人に”ダイエット宣言”をしよう)
5 “運動”編―「引き締まった体」―こうして作る!
(アドバイス:無理な運動はやめなさい。それより部屋をきれいにしよう)
6 “食事”編―「こんなに食べていいのですか?」
(アドバイス:”1日3食おやつ一回”がやせる体を作ります)
7 “テクニック”編―勝負の分かれ目は、食前の5秒!
(アドバイス:”外食や飲み会”は痩せるチャンスに逆利用しよう)
8 “行動”編―ダイエットのヒントは「モデルの脚」
(アドバイス:素敵な人を見かけたら、迷わず同じポーズをとりなさい)
9 “ストレス対策”編―「ダイエットスランプ」を乗りきるコツ!
(アドバイス:最大の難関、ストレス!その対処法を教えます)
10 “ステップアップ”編―「読むだけでダイエット」で、もう一生太らない!
(アドバイス:”読むだけダイエット”でもっともっと素敵になろう)
勿論全面的に賛成という部分ばかりではないですし、
ここでダイエットと名のつくものを紹介するのもちょっと躊躇いあるんですが
でも興味深く役にたちそうなところを紹介してみます。
まず面白かったのは”プレダイエット(準備)”という発想です。
なぜ痩せたいのかをまず、具体的にはっきりさせます。
(この本で実際に挙げているのは
・駅の階段をのぼるのが少し辛い
・素敵な服を格好よく着こなしてみたい
・女性らしいボディラインになりたい
という理由です。)
そしてそのために実現可能な目標を立てる
(ここでは一ヶ月一キロ弱で一年で十キロの減量)
今までしてきたダイエットの失敗の理由を考えて反省を役立てる
(興味本位で知識のない断食や単品ダイエットなど)
というところです。
私が普段とても大切だと思っているのは「不安にすぐ反応しない」ということなんです。
「何かがうまくいかない→私が美しくないからじゃないか→断食」とか
「太ったと言われた→私がみにくいんじゃないか→短期決戦ダイエット」とか
要するに”自分が変わりたいから”ではなく”不安だから”というのが動機で
苛立ちのように「痩せなければ」という気持ちを募らせるケースがとても多いと思うのですよね。
どうして「不安」と「痩せ」がそうたやすく結びついてしまうのか、
というのはまたダイエットとは別に考えるべきことになりますが
基本的に不安や自己懲罰、自己嫌悪などが動機で自分から食べることを取り上げる行為は
本来「ダイエット」とは言わないんじゃないか、と思うのです。
痩せたいのであれば、その計画は不安から断固切り離すべきだし
不安に対しては不安として対処するべきで、ダイエットと混同すべきではありません。
”変わりたいから”ダイエットをするのであれば
自分の現状と自分の行く先をしっかり見極めて正しい地図を作るべきです。
だからこの”プレダイエット”という発想にはとても好感を持ちます。


