HOME管理人のつぶやき>元気が出るブログのご紹介

ひとつ興味深いブログをご紹介します
結構前からここでご紹介する機会を狙ってたんです。

管理人さんは非常に面白い関西のお姉さんで^^
ご自身で摂食障害の経験があり
そしてその摂食障害を通り抜けてきたことで持った疑問を
社会学・フェミニズム、肉体研究を通じて
真剣に考えている研究者さんです

この方の存在自体が朗報だと思うのは
「私たちの苦しみは語られるに足るものであり、聞かれるべきものである」
ということを存在がすでに示しているからですね。

このブログを見てどんだけコウフンしたことか^^

↓ブログの中の言葉から勝手に引用する大きな問い

「なぜ、彼女たちが食べることが難しい、怖い、と感じるような社会が、
「そもそも」あるの?」

↓ワタクシメのコメントにつけてくれたレスのなかの言葉

私も、少なくとも、摂食障害を、「誰かの病名」ではなく、「個人をいきにくくする社会システムのひとつ」という認識でアプローチしていきたい、つくづく思います。

私なんかがここで、すでに悩みを共有する人たちに向かって
思ったことを小規模にピーピーと言うのでも、
すでに結構いろんなジレンマを感じるのに
この方は「摂食障害のことなんか、考えなければ考えないでも全然生きていける人たち」
に向かって「私たちの苦しみは聞かれるべきだ」とあえて言う立場でもあるわけで(多分)
この人の心の繊細さを思うと泣けてきたりするんだな
とんでもないもの抱えちまった、って時々思ったりしないのかな、って。

でも言うんですね。
面白いのが、しょっちゅう怒ってるんですよ^^
「あー、また怒ってはる」って思いますけど
本当に物凄く自然に「私たちの苦しみ」について怒る
読んだワタクシつい拍手

↓また勝手に引用

わたしは、やっぱり、戦いたい。 「痩せ」ゲームのプレイヤーでい続けると、そりゃ、たのしい。 だってさ、あたしが痩せてキレイなカッコでいれば、 みんながあたしのあたまをなでこなでこしてくれる。 でも、いったいそんなゲーム、いつまでつづく? あたしが40になっても、 あたしはまだ誰かに可愛がられていたいと、もがいているの? 冗談じゃない。そんな未来、いらない。


私にとっても、
症状は消えているとしても摂食障害は今でも「私の大きな問題」だし
「私の問題」であると同時に間違いなく「私たちの問題」だと思っている
摂食障害をとおして語ってきたことを
今、言葉に治してもう一度語ることには確かに意味があると信じているので

当然ながら
取り組みの大きさが違うし
知識量も違うし
ステージも違うし
そこにかけているものの真剣度も違うし
そもそもなにもかも全然違うのだけど
私はこの人が何に怒っていて、何に突き動かされて動いているか
というのが、たぶん私には分かるような気がするし
こういうことを思っている人がいる
そしてでかい声で言っている人がいる
わざわざ矢面に立って強い風にあたりながらも言ってくれる人がいる

・・・ていうのは感動するし嬉しい

↓このブログには深い場所がありますので入って遊ぶと危険です
Cafemme日記

« 「やせ願望」の精神病理 5対人関係療法 | HOME | 「やせ願望」の精神病理 6コミュニケーション分析の実際 »

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://darari.sakura.ne.jp/antidiet21/mt/mt-tb.cgi/1547

コメント

わかりますーー!
摂食障害って人としてのプライドを保つために行ってることだなって思うので。

女性は容姿が、男性は能力が自分の自信に大きくつながるそうですし。

yuiさん お久しぶりです

>摂食障害って人としてのプライドを保つために行ってることだなって思うので。
ね、本当ですよね。
たまにプライドないからやってると思ってるトンマな治療者がいると
絶食させたくなりますね(笑)

>女性は容姿が、男性は能力が自分の自信に大きくつながるそうですし。
これも、ちょっとこれからもう少し突っ込んで考えていく予定です。
どうして私たちだけが「可愛ければいい」って人形の役やんなきゃいけないの?
っていう、ちょっと釈然としないところありませんか。
「何をやるか」より「どう見えるか」が重要、って考えるとどこか変じゃん?

っていう、このあたりはもろにご紹介しているCafemmeさんの領域にもなってきますが
バランス取りながら少しずつ突っ込んでいくつもりなので
よかったらまた見にきてくださいませ。

 「この社会のゲーム」
何かが頭の中で「カチリ」と嵌りました。
 私の場合、表層で「痩せたいよ~」などと言ってヨーヨーダイエッターでありながら、深層では実は子供の頃から自分の容姿にほぼ見切りを付けていて、むしろ枠からハミデテいたかったのでは?ゲームに挑んだら、負けるか苦戦して傷つくことが分かっていて、それを避けるために、最初から離れて「超然」としていたかった??思い出す同年代のオンナノコ達と話す時の種々主の違和感。この社会で太っているのは決して心地良い状況ではないけれど、誰かを見下して嘲笑する側になりたくなかった。それは決して私の優しさ、などではなくて、「やせ細ることのできない」カラダとココロを持った私なりの抵抗だった??
「社会のゲーム」からはっきり離れていたかった。「関係ないところにいる」と表明したかった。そのために「“オンナとしての外見や、可愛らしさ”が必要とされることが比較的少ない職業」「平均より高めの収入=経済的自立」と「太った体型」が必要だった?
 職業や収入はともかくとして、きちんと理解して、言葉にできていれば別に自分のカラダで表現する必要などなかったのに…。
そして本当の本当は「職業」も「収入」も「体型」も「性」も「年齢」も「美醜」も。なにもかも関係なく「自分が自分である」それだけで十分なのに。そういう意味では「社会のゲーム」に不本意ながら参加していたともいえる。

 何だかまた独り言のようなコメントですが、おかげさまでまた一つ「気づき」を得ました。呼吸がさらに少し楽になった感じがします。
 

以前もメールで近い感じのことをおっしゃってくださいましたね。
「そこから離れていたかった」というような。
私には非常に興味深い感じがするんですよね。
Eさんに「言葉で捕らえなおした摂食障害のメッセージ」みたいなものを
一度じっくり聞いてみたい、とふとおもったりしました。

私のところ結構よくスパムメールというかというかイカガワシイメールが来るので
それ読むのが結構好きなんですけども(笑)
非常によくあるパターンが「医師である前に女でありたいんです!」
とかいうタイトルの出会い系のお誘いメールなんです。
本当にこのパターンいっぱい来るんですよ。
「旦那はもう女としてみてくれません」とかね。

「医師」であることと「女」が両立しない、とか
「妻」であることと「女」であることが両立しない、とか
要するに「役割を持った存在」であれば「女」じゃない、っていう
謎の前提条件がどうやらすでにあるんです。
この前提ってのはどっから持ってきた?という問いがあるわけですね。
たかがスパムメールと侮れない大きな問い^^。

「自立した存在」であることか「女」であることか
どっちか一個だけを選べ、って言われたら
いや、どっちも選べないし、
本当に過食嘔吐というミゾにストンと落ちるのはもっともなことなんじゃないかって
そういうことも最近ちょっと考えているんですよ。
エッチメールで(笑)

 そう!そうなんです!ノラさま、凄い! 
 子供の頃、この社会において二者選択であるならば、私は「女」であることよりむしろ絶対に命を賭けてでも「自立した存在」になるぞと拳を握り締めていたのです。自分が若い頃に抱えていた「共依存への恐怖」もきっとこれで説明がつきます。

 自分の中には人との交流を楽しんでいる部分と、今でも「離れていたい」と強く願う部分があって、なんというか、これは「社会」とか「構造」とかいうものからっていうよりも、人の作り出す「既製概念」とか「想念」とかいうものに対して、火に炙られるようにひりひりと痛くて辛い感覚があって、そこに近づきたくない、でもとりあえず社会生活はつつがなく送って行きたいし、というなんとも矛盾したものなのです。
 今、パートタイマー的なわりと時間的に余裕のある働き方をしているので、そのあたりはとても心地良い状況に身を置いているのかもしれません。

 自分の摂食障害を言葉で…というのは今すぐには難しいのですが、ゆっくりと考えていきたいと思います。よかったら是非また聞いてください。宜しくお願いします。

 いつも示唆に富む、素晴らしいコメント、ありがとうございます!!!

 何度もすいません。「二者選択」じゃなくて「二者択一」の間違いでした。
 で、エッチメール(笑)ですが。これって、思うのです。
「○○である前に××でありたい」という表現。これは単に「その時の気分を表すのではないか」と。
 人ってTPOで役割や立ち位置が違って当然なので、何も存在として「何か一つを選択せよ」と100パーセント社会からの圧力っていうよりも、今「自分のどの部分が自分にとって重要か、どうしたいのか」」というその時その瞬間の問題であったりするのではないか、と。気分だから当然ころころ変わるだろうし、それがその時の周囲からの評価や扱いと一致しているか、ずれているか、で幸せだったり欲求不満だったり、もうそれは猫の目のように変わるものではないか、と。
だから、○○である前に~というエッチメールの文章って「今とってもセックスしたいのに相手がいないの。したくてしたくて悶々なの!!」という気分をうまく表すメッセージになっているのではないかな、などと思うのです。
 で、職場では仕事人として、ふさわしい振る舞いや人との付き合いをすればいいし、「オンナノコとして甘えた~い」気分の時はそうできる相手に“ごろにゃ~ん”しちゃえばいいわけで。大切なのは、誰かに依存することなく自立した人間となり、コミュニケーションの能力を磨きあげることで、それができれば、摂食障害やら何やら結構いろんなことが解決するのではないか、と。
まあ、コミュニケーションって相手がいることなので、エッチがしたいいのにご無沙汰です、とか良妻賢母がしたいのに結婚相手がまだみつからない、とか、そういうことはあるにしても。お気楽すぎます???

 あまり社会と自分、とか社会のあり方、女性問題、とか難しいことを考えたことがなくって非常に拙いのですが、私なりのエッチメール考(笑)でした。

「私はこういうことを考えていて摂食障害になって
こういうことを考えていてそこから回復できなかった」というような
自分の摂食障害を言葉で捉えかえしたものを共有していけるようになれば
摂食障害ってどういうものか、って見えてくるかなあ、
みたいなことを最近かんがえ始めたんですが、
やりたいことが多くてなかなか追いつかないんですよ。

女性の社会進出が進めば進むほど摂食障害が指数関数的増加をたどっている
というのは事実で、
それを説明付けようというのはフェミニズムが行っている試みのひとつでもあるんですよね。

エロメールについて

気分を表すものだと思いますが
どうしてそれが「職業」と、
それと相容れないものとして「女」という風に
表現されるのか、というのは社会的な文脈がからんでいるんじゃないかな、
みたいなことを考えたのでした。
「ニートである前に女でありたい」とか
「学生である前に女でありたい」とか
「日本人で在る前に女でありたい」とか
そういうのだとメッセージとしては成立しないのはなんで?とか・・・。

どうもすみません、いっつもワケわかんないことばかり言って^^。
フェミニズムというのは、面白い学問ですけどバランスをとる上において
こんなに難しいものもなかなかないなあ、と思います。

 なるほど、そういう風に考えると面白いですね…。
 同時進行できない状況において使われるのですよね…??たとえば企業戦士の男性が「サラリーマンであるより一人の父親でありたい」とかいって脱サラする場合もあるわけで。でも「一人の男として」ってはあまり成り立ちませんねぇ…。
 つまりこのような文脈の中で使われる「女」というのがそもそも実際には生身を持って存在しえない概念?なのかしら?

「一人の男として」という言葉が使われる場合に思い浮かぶ状況やその使われる頻度に比べて「一人の女として」という時の方がはるかにいろいろな意味が含まれますね。使われる頻度も高い。ってこういうことを考えるのがもしかしてフェミニズム??う~ん、難しい…。何だか下手をすると、女であることに被害妄想をいだいたり、不必要に攻撃的になってしまったりしそうで、私のような中途半端な者はちょっと軽い恐怖を感じます。
 でも、不思議と今まで「男だから」「女だから」っていうことをあまり考えないようにして生きてきたので、とっても新鮮で、いい脳トレになります。

 いつもありがとうございます。

>何だか下手をすると、女であることに被害妄想をいだいたり、不必要に攻撃的になって>しまったりしそうで、私のような中途半端な者はちょっと軽い恐怖を感じます。

そうですね。私もこの恐怖は非常に感じています。
結局フェミニズムがあまり成功しているように見えないのは
男性から見ても女性から見ても徒に攻撃的な論に映ったからではないか、
という気がします。
ただ、非常に面白い突破口を開く理論でもあり、
「君子危うきに近寄らず」と行って素通りしてしまいたくない、
大切な視点も沢山含まれているとも感じています。
(今までタブーとされてきたものを捉えかえす、というような視点は
きっと摂食障害を読み解くうえで非常に有益であるような気がするので)
まさに「バランス」という点において非常に悩みはしますが、
それでもヒントになりそうな部分においては学んでいきたいと思っているところです。

コメントを投稿

          

お気に入り

ダイエットブログランキング
人気ブログランキング

摂食障害関連ブログ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 摂食障害へ

このブログのRSSを取得
[RSSフィードとは]

○ボディ・フリーイング・サミット○
「身体を解き放つ」ことについて自由に語りあうためのコミュニティです。
ボディー・フリーイング・サミット

掲示板
掲示板作ってみました。

お勧めの本

○復刊リクエスト中○

絶版になってしまったお勧め図書を復刊ドットコムで復刊リクエストを出しています。
主旨にご賛同頂ける方、ぜひご協力をお願いいたします。

詳細→絶版になった参考文献の復刊リクエストのお願い

お勧め図書ランキング

協賛リンク

○アマゾン○

サイト内でご紹介している参考図書はほぼ全てアマゾンにアフィリエイトリンクしています。

楽天ブックス
アマゾンで売り切れているものは、こちらでも探してみてください。

○ポイントサイト○

提携企業の広告宣伝活動への協力で収入を得られます。 当サイトの参考文献購入費用の一部はこちらの収入からあてています。 解説→ゲットマネー研究

メール

メールアドレス

ここをクリックするとメール送信フォームが開きます。上記アドレスに直接送っていただいても届きます。画像処理してあるので文字のコピーはできません。