HOMEダイエットという不自由>ダイエットの現代史

ダイエットの現代史です。
ごくごく最近のものだけ。
自分がどのあたりで生まれ、どのあたりで思春期を過ごしたか、
ぜひ眺めてみてください。
我々の生きる世はなかなかのサバイバルゲームです。

作っていて思い出したんですけど、
同級生が「あたし、本気でシェイプアップしようかなあ」
と言い出したのを聞いて唖然とした最初の記憶はなんと七歳の時でした。

※参考文献
みんな、やせることに失敗している
ダイエットやめたらヤセちゃった
「やせ願望」の精神病理―摂食障害からのメッセージ
女はなぜやせようとするのか-摂食障害とジェンダー

20世紀初既製服の生産が増大 ボディを服の規格に合わせるという発想がうまれる
1943アメリカ メトロポリンタン生命保険会社が初めての体重基準表を公表する。
1950アメリカミネソタ大学のアンセル・キーズ教授により大規模な飢餓実験が行われる
極端なカロリー制限によりどのような人にでも摂食障害と同様の症状が現れるという実験結果は近年の摂食障害、ダイエット研究などで多く引用される
1959バービー人形の発売。八頭身で極端にスリムという非現実的なプロポーションの人形が少女たちの玩具として世界中で大人気となる
1960アメリカで「ジム通い」が流行し始める
「肥満=自己コントロール能力の欠如」という図式が高学歴層を中心に認識され始める
1965英国のモデルトゥイギーが女性誌「ヴォーグ」に登場
167cm・41kgという拒食症を連想させるようなプロポーションが人々を驚かせる
1970年代アメリカのミスコンテストで明らかに低体重の女性が優勝するようになりはじめる
日本で始めてのタレントがらみのダイエット本「ミコのカロリーブック」発売
1979神経性大食症が始めて論文として報告される
西洋文明社会で「スリムな女性は美しい」という図式が定着し始める
1979日本の女性誌「アンアン」が「シルエット時代の到来」と称し、一冊丸ごとのシェイプアップの特集を組む。
日本のダイエットブーム勃発、女性の美しさは「スリム」に限定される。 健康対策としての減量からファッション対策としての減量へイメージ転換
1980年代日本において松本伊予、小泉今日子、工藤静香など、それまでよりも痩せたアイドルたちが次々に登場。
1980年代日本でパイナップル、キャベツ、ゆで卵、リンゴ、グレープフルーツなど、単品ダイエットが次々に流行
1980年「食べた~い。 でも、やせた~い。”」というダイエット食品「ハイマンナン」のCMがテレビに登場。全国で売り切れ続出
1982ハリウッド女優のジェーンフォンダがフィットネスに関する本を出版「シェイプアップブーム」起こる。エアロビクスの流行。「痩せることは健康で美しい」というイメージの定着
1983歌手カレン・カーペンターが拒食症により死亡
(催吐剤イペカインの副作用と嘔吐によるカリウム不足から起こる心臓発作のため)
1983/3月女性誌「アンアン」にて「アンアン・ルポタージュ『拒食症』にならないために」という特集記事。摂食障害になりやすいパーソナリティを「自我が未発達」「ストレスに弱い精神構造」であるとしたうえで、「間違ったダイエット」をしないように、という警告がなされる
1980年代後半日本においてコンビニの急増により食生活が変化
1985日本で「ボディコン」服が提唱されブームとなる
1980年代後半日本において摂食障害の自助グループが作られるようになる
1988エステサロンがCMに登場。従来の美肌のためのシステムとしてではなくダイエットに効果がある、という触れ込みでの展開しはじめる
1988植松 治彦著「寂しい女は太る」がベストセラーになる
1990年代一般女性とは大きくプロポーションのかけ離れたスーパーモデルたちが脚光を浴びはじめる
1994森川那智子著「みんな、やせることに失敗している」出版
1996時計メーカー「オメガ」が女性ファッション誌「ヴォーグ」への広告掲載を停止
「女性モデルがやせすぎの身体を強調しており、雑誌読者に対してやせることを奨励する恐れがある」というのが理由
2000/5月英国医師会が、テレビやファッション雑誌が異常なくらいにやせたモデルばかりを取り上げることが摂食障害の原因であるとする報告書を発表
2000/6月ロンドンで「ボディー・イメージ・サミット」開催
摂食障害とスリムなモデルをもてはやすメディアとの関係について意見交換を行う。
起用するモデルや女優に多様性を持たせるよう自主的な基準を作ることをメディアに求める

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コメント

掲示板のノラさんのコメントを読んで、
まさに今の私の食の好みは、パン(特にベーグル)、クラッカーのリピートなんです。→さくさく期
そして、気分は、ノラさんの時と同じ!で毎日の退屈な生活が嫌なんだけど、でもそこから抜け出すのは、まだちょっと無理…という気持ちです。
その時に思う気持ちと、その時に好む食べ物が連動しているなんて考えたこともなかったのでびっくり!!
自分にとっては、今まで ただたくさん食べるということのみが意味を持っていると思っていた過食が、食べるものの種類まで無意識に自分の心の癒しを行う為に選んでいたなんて!
是非、ノラさんのふわふわ期とか激甘期とかに何を好んでどんな気持ちだったのか教えていただきたいです。
過食に振り回されている人(自分も含め)にとっては、すごくいい資料になると思うのですが…。

miekoさん

心と食べ物の味覚の関連についても
凄く印象が強かったものについては
過去記事でそれとなーく出てきてはいるのですよね。

例えば、過去の記憶の中で「自己主張」というキーワードと深く関連する
チョコパイhttp://nora.ddsystems.info/antidiet/2007/03/post_57.htmlとか、
引きこもりたいと思いながら無理やり社会に出ていくときに私を支えてくれた
シュークリームhttp://nora.ddsystems.info/antidiet/2007/02/post_40.htmlとか、
ですね。

あとはまとめて思い出せそうなものがあれば
記事として書いてみます。
ただ、やっぱり食べ物に頼ってるときというのは心的に辛いときが多いはずなので
記憶から消し去ってるものも随分あるでしょうし
記事としていつかけるかは全然自信ないんですが
ちょっと、気をつけて思い出してみますね。

面白いヒントどうもありがとうございます。

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