HOME管理人のつぶやき>冬の間に考えていたことなど

ところで、
「拒食症・過食症を対人関係で治す」という良書について
まとめてる途中でなぜか突然力尽きた私ですが
「なぜ途中で力尽きたのか」
ってことをやっぱり考えるわけですね。

本としてはすごくいい本なのに
読む側としての姿勢の問題っていうのか
読んでる自分が自分を受け付けなくなったところが
あるんだと思うんですけど。

昨日ちょっと考えてて思ったのがね
たとえば私が現在摂食障害の当事者だとして
家族が本を読んで勉強して
「摂食障害ってのは、これこれこういうことで
こうしてこうしたら治るんだよ。」
って言ってきて、よく勉強したでしょ?
って顔されたら

なんか腹立つんじゃないか

ってことをね
ちょっと考えたわけです。

うーん、なかなか微妙なこと言ってますので
賛否両論いただく予感ですけど^^;

ときどき
「あんたは結局どうやって治ったの?」とか
「家族ですけども、こうやったら治るんじゃないでしょうか」とか
そういう、「説明付け」のメッセージいただくんですよね。
で、やっぱり考えるんですけども
よくわかんないですよ。
わからないし、なんとも言いようがないんですよね。

で、これだけ良く書かれた本を読んでも
私はやっぱりわかんなかったのかもしれない。

わかんない方が正解じゃないか、とも思ってるんです。
(で、このサイト自体が摂食障害を言葉でたどるサイトだったりするので
私も色々矛盾したことあっちこっちに書いてますけども、すいませんね。)

言葉ですぱっと説明できるようなことだったら
最初から身体を通して
「摂食障害」
なんていうところで悩まなかったんじゃないか、というのが、
やっぱりありますね。
分からないことを分からないこととして悩んでるのに
外野から
「あなたの悩みはわかりました」
って言われるのはニセ占い師みたいなもんじゃないか、と。

※この本がニセ占い師って言ってるんじゃないっすよ。
この本はいい本です。
ただ「この本を読んでこの理屈が理解できれば”みんな”治っちゃうのかしら」
というような私の下心の持ち方、
”みんな”ってところがちょっとニセ占い師っぽかったのね。
結局私の言えることって
「これを読んでやってみて私は楽になりました」
とか、そういう個人枠の感想だけで、
それ以上は何もわからない。

わかんなくても治ったらいいし、
治んなくても今より楽に生きられるようになったらいいし。

結局、私が考えてるのってそういうところだったり
するのじゃないかしら、と思ったんですよね。

そういう意味で、たぶん自分がこのサイトをやってる姿勢そのものに対しても
迷うところずいぶんあったんじゃないかなあ。
たまに、このサイト見るだけでしんどいことありますから。
なんか、どっかで「嘘ついてる感」を持ってるんだと思うんですよね。

うん、まあ、
ちょっと分かってるフリとか、
ちょっと人を助けてるフリとか、
そういうのは、勿論積極的にしたいのね、私(笑)
でも、長くなるとぼろが出る、っていうのか
結局のところ、
考えれば考えるほど何もわかんないし
何もできるわけがない。
で、
「今さら”わかんない””できない”とか言って大丈夫かな~」
みたいな、セコいこと考えるんですけども^^

「こうしてこうしてこうするとあなたには治るより他の道はない」
という逃げ道のないところに人を追い込むことに
どれくらいの意味があるのかなあ、ってのは、
私やっぱりぐずぐずした人間だし
一生ぐずぐずした人間のままで居たいので
すごく思うわけです。

思う一方で
「こうしたら治る!」
とか、
「こうしたらやせる!」
とか
「こうしたら体重なんて気にならなくなる!」
とか、
言えたら格好良いなあってことも思うわけですよね。(←ニセ占い師)

だいたいそんなこと考えながら
しばらく更新休んでたのかなあ、とも思いますけども。
うーん、どうなんでしょうね^^

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コメント

私もこの本、一度読んでそれ以降読んでいません。
私がよく読むのは絶版になってる「みんな、やせることに失敗している」です。
真夜中の過食が止まらなかったとき、これを読んだら回数が減りました。
私はPART4の「不安があってもやってみる」から読んでいます。

ノラさんがレビューしていたこの本は読んで納得はしたものの、また読みたいとかこれを参考にして治そうとかは思いませんでした。

なんかマニュアル本のような感じがしました。
摂食障害はこうしてこうすれば治りますよって。
確かに対人関係がストレスとなって過食することはあります。
でもそれだけじゃない。
自分へのコンプレックスとか体調が悪いとか、生理前だとか色々な理由があって過食するんです。
私は「大切な相手に病気のことを伝える」でアウトだったわけですが、私は大切な相手に病気のことを知ってもらって、話を聞いてもらったり力になってもらわなくても1人で克服したい気持ちが強くって、それ以降の過食を治す対人関係療法に取り組む気持ちにはなりませんでした。

これは効くからいい治療法だからって押し付けられるとかえってイヤになる。
治りたいって思ってるくせに天邪鬼ですよね。

それよりも、「みんな痩せることに失敗している」の本のようにもっと柔軟な考え方、過食してもいいからとりあえずやってみようとか、過食以外の選択の自由とかそっちのほうが、すんなりと心に入ってきて受け入れやすかったです。

たぶん、型にはめられるのが嫌なんですね。
あまりにも自由すぎるのも怖いけど・・。

ノラさんが言いたいこと、なんとなくわかるように思います。
知ったかぶりになっちゃうかな。

ノラさんが紡ぎ出す言葉や文章っていうのは、まるで本当に自分の心な時があるのです。
言いたくて、言えなくて、もどかしいこと。

それで周りの人はもちろん、私は自分に知ってほしい。
自分がつらい理由や食べる理由を。
だからこのサイトに来てしまうのだと思うのです。

こんばんは。
前のコメントの方と同じで、私も『みんなやせることに失敗している』の愛用者です。やはり内容に共感できるというのが大きいですね。
この本で、私は摂食障害の人がいかに強迫的でつねに自分がどう感じるかよりも、他人にどう思われるかに縛られているかに気づきました。
この本のいいところは摂食障害を批判しない、けれども摂食障害に依存した結果どうなるのかという現実からも目を背けていないという点にあると思います。
結局、摂食の人ってすごく真面目でひたむきなんでしょうね。それが自分を追い詰めてしまっているのだけれども、なかなか自分をリラックスさせられない、許せないという。
もしかしたら同様の真面目くささ、優等生ぶりが『対人関係』にあるのかな、と思います。

こんにちは!

「食べ過ぎることの意味」を読んでいます。今、性のことに差し掛かったあたり
です。

私は拒食症・過食症を対人関係で治す」を3分の2くらいまで読んで挫折しました

ダイやめは読みやすくて内容も同意できて・・食べ過ぎることの意味は、読みや
すい文章ではないものの、やっぱり同意できるから読むことが続いているんだと

います。

対人関係で?は、摂食障害を研究している本、って印象があります。
その中で「人からは恵まれて見えていても、摂食障害になったのは事実(こんな
ニュアンスだったと思うのですが)」という一文に泣きました。
あぁ、もう親戚や家族に分かって貰おうとすることは諦めていたけれど、本に自
分のことを分かって貰えるだけで、こんなにも感動して、ラクになるんだなぁ、

思いました。
でもなんとなく、全体を通して、「あるある!」って共感することとか、楽しん
で読めないんですよねー・・。


食べ過ぎることの意味を全部読み終わったら、感想書きに来ます。

ちなみに、夏目祭子さんの新刊の、「性に秘められた超スピリチュアルパワー」
は読まれましたか?
祭子さんの本だし、読んでみようと軽い気持ちで買ったのですが、すごく良かっ
たと思います。
ノラさんがこれを読んだら、どんな感想を持つのかなーなんて、密かに気になっ
たりしています。
(別に読むことを強制しているわけではありませんので!)

○kikiさん
本そのものはすごく評価してるのですけどね^^
良い本だと思うんですよ。
論理的にわかりやすいし、偏見ないし。
すごく色々な人を助けると思う。

うん、でも考えると
「治るのだとしてもこれは私は嫌」
という気持ちも、やっぱり尊重されるべきものですよね。

イヤになったら、イヤになった自分の感覚を信頼する、
っていうのも、回復するにあたって大事なステップなんですね、きっと。

○eikoさん
どうもありがとうございます。

正解のない世界での迷走ですけども
とりあえず、自分の心に聞いたときに
「それは嘘」
って答えの返ってくることだけは書かないようにしとかないと
と思いますね。

嘘のできるだけないところで
ちょっとずつちょっとずつ言葉にしていけば
なんとなく形が見えてくるのかなあ、という
そういう非常に悠長なことを、やっていこうと思います^^

○ともさん
「みんなやせることに失敗している」は、評判いいんですね
実は復刊リクエスト出してるので、
よかったら読みたいけど入手できない人のために投票してくださったら嬉しいです。
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=38555

摂食障害になりやすい人の性格っていうのも
色々言われますよね。
「対人関係療法」でも書いてますけども。

私も色々考えてみましたけども、
結局よくわからなかったです。
色々な人がいるんだよなあ、と思って^^

○明季さん

私も同じ文章に関心しましたね。
「私は恵まれているのに・・・」
という思いで自分の摂食障害を肯定できない気持ちって
ありますよね。
なんて贅沢なんだろう、
なんて我が侭なんだろう、
なんて欲が深いんだろう、
って、思ったりね。
「あ、まわりから見てどうこうって話じゃないよな」
って、私も納得でした。

おお、スピリチュアル系食わず嫌いの私に素敵な推薦ありがとう^^
読んでみる、読んでみる(笑)

ただ一言、親に読んでといって
  嫌だ
と、予想していたけどやっぱりね。

過食の復活に手を貸していただきました。トホホです。

私は、お金と時間があればなんでもためしてみたい。両方ないけど。

Great work.

Well written article.

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